映画『マトリクス』って見たことはありますか?この世界は恐怖に基づいた固定観念で制限された監獄のようなところに見えるけれど、それは幻想で、そこから目覚めることで、人間本来の姿である無限の可能性である愛をあらわしていくことができるというお話しなんですが、『奇跡講座』の世界観んの理解を助ける映画としてお薦めです。
「この世が幻想なんだったら、その幻想に何か働きかけることも意味はないからなんか虚しい」となる方もいるかもしれません。その幻想だとわかった上で恐れの幻想に影響されずしあわせの幻想にいきるとしたらどうでしょうか?幻想の創造主として無礙自在にたのしんでいきれるということにきづいたとしたらどうでしょうか? だとしたら、としたのは、これもまた他人が語る幻想だからです。
無条件の愛・・・。ことばでは聞いたことがあるかもしれません。 今この世界にある愛は、ほとんどが条件づけられています。 「ただ、元気だったらそれでいいんだ」というのは、親が子にみせる愛としてあたたかく感じますが、元気だったらいいし、元気でなくても、いい、あなたはあなたのままでいいとそこに「一切の」咎めや裁きは価値判断とういう色眼鏡を通さない愛。
これも、説明できますが、説明できることは、それもまた過去の経験から概念としてわかろうとしている愛です。
む じ ょ う け ん の あ い
という言葉を聞くと、誰もがまずはその言葉に反応して、意味を求めます。 そして、それぞれの解釈がでてきます。 これが思考の仕事です。 でもそれはそのものではありません。
そこで、「考えるな、感じよ」。
これまで経験したことがないこと、それを感じる。
「むじょうけんのあい」という概念ではなく、むじょうけんのあい、そのものを。
幸せな夢は実現します。それは幸せな夢が夢だからではなくて、ただ幸せな夢が幸せなものだからです。 したがって、幸せな夢は、愛に満ち溢れるものであるに違いありません。 幸せな夢が伝えようとするメッセージは、「神の御心がなされますように」であって、「私は神の意志とは別のことを望む」という意味ではありません。(『奇跡講座』第18章5:4より)
「神の御心がなされますように」という望みは、もしかして、 「神に好きなようにされるのは怖い」という御心への抵抗が隠れているかもしれません。
神の意志=無条件の愛
巷には、「そんな愛経験したことないから私は経験したことのある束縛のある愛を望む」ようなテレビドラマや映画などの物語であふれています。
孤軍奮闘してきた結果、自分ひとりでは結局なにもできないことをにきづき、降参する。
無条件降伏すると、不思議な力が働きはじめます。
無条件降伏というのは、「まさにもう、わたしにはなにもできません、御心にすべてをお任せします」という感じです。
孤軍奮闘しているときの個人的な望みのほとんどは、人と比較した世間体の手垢のついたしあわせで、過去の「しあわせとはこういうものだ」固定観念に基づいています。 でも、そのしあわせの追究もずっと続くものではなく、あるとき塞がります。
それが幻想だときづいたときに、「真のしあわせって何だろう」というようなささやきも聞こえ始めます。真に幸せは過去の固定観念にないけど、じゃなんなんだろう。 わからないけど、過去の固定観念の思考を通じてわかろうとするから、結局過去の固定観念の手垢にまみれたしあわせになり、結局そこそこまではいくけど、塞がるを繰り返すくるくるループに入り、降伏します。
考えるな、感じよ。
思考は、恐れから愛に逆転して、無条件降伏が無条件幸福となっていきます 神の意志が無条件の愛だ、それを信頼するということ。 流れを信頼するとか、 宇宙を信頼するとか、 いのちのはたらきを信頼するとか、 言葉ではなんでもかまいません。
信頼。 信念は、念という固定観念を信じること。 信頼は、信そのものにまかせること。
信じることが映されるからそれを見てその信じることが強化されます。
「人は信じるに値しない」という信念は「裏切り」という経験をして証明され、「やっぱりそうだったか」が信念を強化する。
信そのものにまかせていくことは、御心のままにまかせていくこと。
思考を頼りにするのでなく、信を頼りにすること。
これからどんな「しあわせな夢」が紡がれていくのだろう、わたしにはわかりませんが、無条件降伏、無条件の愛そのものである御心にはそれがわかっておられるでしょう。ならば、御心がなされますように。
しあわせな夢は、ここからはじまっています。
感じることは、ただ、見るに任せること。
感じることは、ただ、聴くに任せること。
感じることは、ただ、感じるに任せること。
日々あらたに、毎日が、祝祭。
これまでの人生と呼んでいたものはぜ~んぶ、夢物語。 夢から目覚めたら、そこには・・・。 そんなきづきが、日々深まっている奇蹟の毎日に贈ることばを綴っています。
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