拈華微笑。
自覚に笑う。
それは、言葉にならないし、教えることもできない。
思いつくような羽毛が肌にかすれるような小さな、小さな、よろこび。
それは、解かれた、微笑みでなない。
それは、対抗した、微笑みでもない。
あれでもない、これでのない、それでもないその先にあるそれ。
自発的な微笑み。
うちなる対話のときにこそ、この微笑みとともに、見つめてみよう。
何をしているときでも、この湧き出る微笑みとともに。
そうしているうちに、生死の境はなくなる。
そして、自他の境もなくなる。
境が融けてひとつがやってくる。
意識が意識にきづくとき、それはおのずとはっきりとわかるんだ。
そして、もう、それを掴むことはない。
掴む誰もいないからだ。
あなたにできることは何もない、
だから、できていると思い込んでいる人にまきこまれることもない。
ニタニタ、ヘラヘラ、気楽に、簡素に、過ぎていくのを愉しみなさい。
起こってくること、めぐり逢いに、やった~、やった~と無邪気にたのしんで過ぎていくのをわかちあいなさい。
日々あらたに、毎日が、祝祭。
これまでの人生と呼んでいたものはぜ~んぶ、夢物語。 夢から目覚めたら、そこには・・・。 そんなきづきが、日々深まっている奇蹟の毎日に贈ることばを綴っています。
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