その茶は、茶園がダイレクトにハートに伝わるお茶だった。
茶葉一葉一葉を、揺らす吹き抜けるやさしい風を感じながら、同じ風が感応してお茶が点っていく。
一期一会。
そして、今日の茶は、今日ではじまり、今日でおわる。
何も思い残すことなしにすべてが茶碗という小さな宇宙のなかで、星々がダンスする。
その一服で、人生ががらっと変わるお茶もある、その一服で、人生がぞくっと蘇るお茶もある。
奇跡のお茶。
主客一如の歓び。
そこでひかりはひかりとなっていく。
日々あらたに、毎日が、祝祭。
これまでの人生と呼んでいたものはぜ~んぶ、夢物語。 夢から目覚めたら、そこには・・・。 そんなきづきが、日々深まっている奇蹟の毎日に贈ることばを綴っています。
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