聖なる選手

聖なる選手が、控えている。 

そのみえない力を隠しもちながら、あっと驚く途轍もない力をあたためながら控えている。 

聖なる選手は、その力が何なのか、まったく知らない。 

聖なる選手は、その力が何かを倒す力だと錯覚している。 

聖なる選手は、その力がなんのためにあるのか、まったく知らない。 

聖なる選手は、ある日、突然、その力に目覚める。 

聖なる選手は、それを、自ら選んだことにきづく。 

選ばれし者は、選ぶ者になる。 

ここからすべてはあなたのせい(が源)になる。 

でも、ほんとうは、あなたのせい(が源)であって、あなたのせい(が源)でない。

 選ばれることも、選ぶことも、それはすでに書かれていたからだ。 

あなたには、書かれていたことを延々に繰り返すのか、書かれていたことを短縮するかのいずれかを選ぶことができる。 

連綿と書き綴られてきたことをきれいさっぱりと洗い流す先に、お浄土がある。 

お浄土は、あっちの世界の幻ではない。

 お浄土は、また、こっちの世界の幻ではない。

 あっち、こっち戸惑っている間に、突然わけもわからず運ばれてくる、実相だ。

あなたのせい(が源)は、ここに在る。

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日々あらたに、毎日が、祝祭。

これまでの人生と呼んでいたものはぜ~んぶ、夢物語。 夢から目覚めたら、そこには・・・。 そんなきづきが、日々深まっている奇蹟の毎日に贈ることばを綴っています。