あるお方が言った。
その煩悩を使って、菩提に至りなさい。
煩悩は、そのこころに平安から逸らせ、恐怖をもたらす使者だ。
その煩悩を滅するのでなく、活かしてみよう。
煩悩を滅することは自我の死を意味するから自我は全力で抵抗する。
だから、その煩悩をなんとかしようと扱うのでなく、その煩悩に反応することをやめて、受け入れてみよう。
ようこそ。
きた~、チャ~ンス(^^♪ ニタニタと、微笑みながら。
煩悩はいつも深刻さを装っている。
だからといって、あなたまでも深刻になることはない。
咎めず、裁かず、向き合う。
価値判断をせずに、先入観を持たずに、向き合う。
静かに、穏やかに、冷静に向き合う。
微笑んで、深刻にならず、向き合う。
そう、あほになって、いままでの学びのすべてを忘れてぽか~んと、寄り添う。
あほになるっていうのは、正しいからの解放だ。あほになるっていうのは見ないことにするのでなく、見て過ごすことだ。
煩悩は、恐れのバリエーション――欠片――だ。
すべては、なにかと比較することから産まれてくる。
だからただ「比較」をしなければ、それはそもそもないことにきづく。
無気力
・あきらめ ・行き詰まり ・消極的 ・絶望 ・退屈 ・落胆 ・虚しさ ・心を閉ざす ・冷めた ・~できない ・自分には価値がない
悲しみ
・哀れみ ・苦悩 ・罪の意識 ・空虚感 ・後悔 ・心痛 ・悲哀 ・憂鬱 ・かわいそうな私 ・誰も愛してくれない ・気分がふさいだ
恐れ
疑い ・臆病 ・懐疑的 ・緊張 ・心配 ・躊躇 ・不安 ・不信感 ・偏執狂・おどおど ・脅かされた ・確信がない ・逃げたい
渇望
・渇求 ・狡猾 ・強欲 ・自分本位 ・執着 ・衝動 ・ねたみ ・欲求不満 ・無慈悲 ・欲望 ・利己的 ・決して満足しない
怒り
・悪意 ・憤り ・攻撃的 ・強情 ・嫉妬 ・敵意 ・憎しみ ・反感 ・反抗的 ・卑劣 ・復讐心 ・憤慨 ・執拗な ・しゃくにさわる 誇り ・甘ったれ ・慇懃無礼 ・横柄 ・頑固 ・偽善 ・狭量 ・虚栄心 ・軽蔑 ・傲慢 ・杓子定規 ・断定的 ・特別 ・優越感 ・聖人ぶる
・・・無数の欠片にわかれていく。 でも、その親玉は「罪への恐れ」だ。 そして、その欠片を拒否すると、それは他者に投影され再生されるけど、
それを受け入れた――赦した――瞬間に、投影はなくなり、それは過ぎ去る。
煩悩は活かされて、成仏して(笑)
そして、あなたは自由になる。
勇気
・安心感 ・鋭敏 ・快活 ・確信 ・活動的 ・共感 ・高揚感 ・自信 ・柔軟性 ・受容力 ・積極的 ・熱意 ・ユーモア ・楽観的
受容
・温かさ ・一体感 ・思いやり ・感謝 ・寛大 ・驚嘆 ・幸福 ・充足 ・慈悲 ・調和 ・直観力 ・配慮 ・美 ・満足感 ・豊かさ
平安
・あるがまま ・今ここにいる ・永遠 ・穏やか ・完結 ・完璧 ・気づき ・自由 ・静穏 ・全体 ・広がり ・果てしない ・平穏 ・無限
・・・無数の欠片もまた受け入れられ、ひとつに還っていく。
無条件の愛というふるさとに。
思考の裁きを通すと、恐れのバリエーションは辛いから拒否されるからさらに他者に投影して繰り返されるからやがて、信念化され固定する。
愛のバリエーションは、すべて拒否されず、受け入れられるから、それは他者とひとつになっていく。
そこで生きるか、死ぬか、 勝か負けるか、ふたつにひとつ、 という闘いがおわる。
無条件、降伏(幸福)だ。
欠片は無数にみえるけど、その癒すツールは「赦し」ただひとつだ。
だから、煩悩にきづいたときはそれを歓迎してその扉をつかって、ひらいていくのだ。
すべての出来事は、誰かのせいで起こっているのではなく、自分の裡で起こっていることにきづいて、それを慈愛の目で過ぎ去っていくことを見守る。
黙って、見守り、何もしない(反応しない)。
奇跡の道は、菩提の道。
静謐の道。
至福の道。
実相への道。
未知なき智慧の道。
一切の知識は捨て去られ、智識のひかりに導かれる。
そして、誰もが菩薩だったことにきづくのだ。
日々あらたに、毎日が、祝祭。
これまでの人生と呼んでいたものはぜ~んぶ、夢物語。 夢から目覚めたら、そこには・・・。 そんなきづきが、日々深まっている奇蹟の毎日に贈ることばを綴っています。
0コメント